女性は強い男性に惹かれます。
たとえば、動物は、オス同士が戦い、勝利したオスが、メスを総取りするというルールのもとに遺伝子の淘汰を繰り返しています。
この「強い男性を求める遺伝子」は人間の女性にも根深く浸透しているのです。
だから、悪い男や影のある男がモテるのです。一見、女性は安全を欲しているように見えて、遺伝子レベルでは「強い男性」を欲しているのです。
スポーツ選手がモテるのは、その肉体や経済力のせいだけではありません。彼らは、他の男性と勝負して勝つところを、女性に日常的に見せつけているからモテるのです。
ものすごく美人でお金に困っていない女性が、どうして相撲取りと結婚するのか不思議に思ったことはありませんか?
相撲取りがモテるのは、単純な話です。強さを何度も何度も繰り返し女性に見せることができるからなのです。
相撲のようなメジャーなスポーツではなくても、他者に勝利しているところを、テレビ放送されているスポーツ選手は、大抵が、素敵で綺麗で魅力的な女性と結婚しています。彼らは、自分の強さを女性に見せるという戦略を通して、より優秀な女性の遺伝子を手に入れているのです。
目次
わたしたちが女性に強さを見せる方法
さて、それでは、スポーツ選手でもないわたしたちは、女性にどうやって「強さ」を見せればよいのでしょうか? 暴力的に振る舞う? 肩を怒らせてまちを歩く?
いいえ、違います。
以下に、どうやって男性が女性に強さを提示してモテるべきかをくわしく論じました。
仕事ができることをアピール
大人が「強さ」を女性にアピールできるのは仕事です。出世が早いと同僚の女性からモテますね。社内結婚が多いのは、現代社会に生きる男性の戦いの姿を女性に見せることができるからです。
そして、仕事とは、戦いであります。同僚との戦い。同業他社との戦い。
あらゆる戦いを勝ち上がるからこそ、出世し、収入が多くなるのです。金持ちがモテているのは、金を持っているからではありません。「現代社会で金を稼げる能力を身に着けていること」というのは、競争に勝つオスであることとイコールであるからです。
そんなこといっても急に仕事で出世することなんてできないし……。
安心してください。
あなたが勝負すべきなのは出会い系サイトなのです。実際のビジネスの現場ではありません。
いかにも仕事ができそうに振る舞えば良いのです。仕事ができる人間のように行動するのです。
もちろん自慢をしろということではありません。
いかにも仕事ができる、出世していると女性が思うように振る舞うのです。
さらに重要なのは、「仕事ができる人間のように振る舞うこと」が、あなたを仕事ができる人間へと変えていくということなのです。
人間は、先に意識があって行動するのではありません。行動するから意識が変わるのです。
試しに、あなたの最大限の笑顔を作ってバンザイしてみてください。悲観的なことを考えるのはすごく難しいはず。そうです。あなたの意識を形作っているのはあなたの行動なのです。
ぜひとも、仕事ができる自分を演じることで、女性を手に入れてなおかつ仕事もうまくいくという循環を信じてください。
遊びが上手なことをアピール
遊びが上手な男はモテます。
なぜか。
子供の頃に熱中した遊びを考えてみてください。
そのほとんどすべてが「勝負」だったはずです。
ドッヂボールだろうとテレビゲームだろうとサッカーだろうとベイブレードだろうとミニ四駆だろうと、かならずそのなかには他の男の子との「勝負」の要素が含まれていたはずです。そして、その遊びを楽しそうにし、なおかつ勝利している男の子のほうがモテるはずなのです。
遊びが上手な男性は、女性から見ると、競争に打ち勝つ男性に見えます。
余裕を持って、心から遊びを楽しむ男性。遊びが得意な男性。
そんなチャラチャラした男性がなぜモテるのかという理由が以上のことからわかると思います。
体力をつける
ボディビルダーのような体力を付ける必要はありませんが、最低限の体力を付ける必要があります。
スーツを着ていても、筋力・体感・脂肪は、すぐにわかってしまうものです。
サッカーの日本代表選手のスーツ姿を見てください。どれほど筋肉があることで人間の見栄えが良くなるか、強そうに見えるかを本当に実感すると思います。
もちろん、スポーツ選手のようなハードなトレーニングをする必要はありません。
- これまでよりすこし多く歩く
- ちょっとだけ食事を減らす
- 電車は立って乗る
そういうひとつひとつの積み重ねは、あなたをモテる人間へと変えていく行為なのです。どうしたらモテるようになるかなんて考える必要ありません。あなたは、今よりもモテる方法を確実にものにしているということになります。
そう思えば、モチベーションが一気に湧き上がってきませんか?
恋愛経験が多いように見せる
恋愛経験が多いということは、恋愛競争を勝ち残ってきた男だということです。他の男性を蹴落として、より多くの恋愛を成就させている男に、女は惹かれるのです。
わたしたち男性は、恋愛経験が少なくて純粋な女性が好きですね。
しかし、女性が好きになるのは恋愛経験が多いけれど今は自分だけを愛してくれる純粋な男性なのです。
たくさんの男とヤりまくっている女性を男性が嫌うのとはまったく違います。
男性は、恋愛競争で勝ち上がってきた結果が大切なのです。
もちろんモテ自慢をしてはいけません。
しかし、自分はモテないということをアピールする男性は絶対にモテないのです。他の女性から相手にされない、恋愛競争を勝ち抜けない男性は、女性にとって価値がありません。
女性にはまったく困っていないけれど、それでも自分だけを見てくれる王子様を、女性は探しているのです。
モテるべき理由
モテる男性には、モテるための「知」がどんどん集結していきます。モテない男性は、ノウハウを得ることができません。かくして知は知を呼び、モテるものともモテないものの格差はどんどん大きくなっていきます。
これが恋愛資本主義です。
マルクスが、資本主義を、「資本が資本を生む社会の仕組み」だと喝破したように、恋愛資本主義もこうやって格差がどんどん生まれているのです。これは、日本が金銭的な格差社会へと変貌していくのと軌を一にして圧倒的な流れを形作っているのです。
わたしたちは「持たざる者」になるわけにはいきません。なんとかして「モテる側」にたどり着かなければ、その格差は広がるばかりなのです。