女性との関係がうまくいかないのは、あなたのリーダーシップに問題があるのかもしれません。
「リーダーシップ!?仕事じゃあるまいし!」と面倒になる気持ちも分かりますが、実は仕事で必要なリーダーシップは、男女の関係にも活用できるのです。
リーダーシップを賢く使って、女性をリードできる男性になりましょう。
うまくリードできない男性たち
女性に積極的にアプローチできない男性
自分に自信がなく控えめな男性は、自分が女性をリードすることなんてできない、と考えてしまいます。
仕事でも同じで、部下や後輩をリードできません。
「自分が教えたことが間違っていたらどうしよう」「自分の考えを笑われてしまうんじゃないか」と心配ばかりしてしまい、リーダーシップどころではありません。
リードしているつもりが押し付けているだけの男性
一方、仕事でも部下や後輩をグイグイ引っ張っていくタイプの男性。
女性に対しても積極的にアプローチし、自分の意見や考えを自信満々に披露します。
自分に自信があり、人に頼られることが大好きで、「何でも相談しろよ。アドバイスするからさ」っと、男っぽさ全開の男性ですが、なぜか女性にモテません。
同調するばかりで自分の意見がない男性
人の意見を聞き、とにかく「いいね!」をする男性。
女性の意見や考えにも「それで、いいんじゃない」とニコニコして答えますが、「ねぇ、あなたはどうしたいの?」「きみの考えは?」と聞かれると、何も出てきません。
タイプは違いますが、いずれもリーダーシップに問題を抱えた男性たちです。
この男性たちの問題を解決するために、次の「SL理論」を使ってみましょう。
リーダーシップの「SL理論」とは
リーダーシップ理論のひとつである「SL理論」を簡単に解説します。
「SL理論」とは、リーダーシップのスタイルは、リーダーの資質や性格によるものではなく、状況によって役割を変えていくほうがよい、という理論です。
この理論では、メンバーの成熟度に応じて、リーダーの関わり方を変えていく必要があり、関わり方には「共労働行動(サポート)」と「指示的行動」があります。
例えば、メンバーが新人や経験の浅い場合は、「指示的行動」を強くし、「共労働行動」は弱くします。(教示的リーダーシップの状態)
メンバーの成長に従って「指示」を弱め、「共労働」を高くし、メンバーが完全にひとりだちするころには「指示」も「共労働」も弱くします。
メンバーの成熟に従って、リーダーシップは次のように変化します。
「教示的」→「説得的」→「参加的」→「委任的」
これが、「SL理論」です。
これを男女の関係に応用してみましょう!
「SL理論」を男女の関係に応用してみよう
一人の女性との関係の変化に「SL理論」を応用する
出会って間もない間柄の女性は、あなたとの関係に未熟な状態です。
ここは、あなたが積極的に指示し、リードしましょう。
女性があなたとの関係に慣れてくる従って、指示を弱め、コミュニケーションを強めていきましょう。
さらに女性が成熟すると(注!ここでの「成熟」とは、熟女化することではありません)
さらに指示を弱め、女性にコントロールされてみましょう。
「SL理論」が男女の関係の変化に使えるのはここまでです。
ビジネスの場では、スタッフの独り立ちという状況を迎えますが、男女の関係において、「委任的リーダーシップ」をとる状況は、醒めてしまった状況で、別れる直前の状態です。
女性のタイプ別に「SL理論」を応用する。
もう一つの応用方法は、女性のタイプ別にリーダーシップを変えるという方法です。
教示的リーダーシップが向いている女性
恋愛経験が少なく、出会い系サイトにも慣れていない女性 おとなしく控えめな女性には
男性が積極的に指示的行動をとる「教示的リーダーシップ」が適切です。
説得的リーダーシップが向いている女性
少し遊び慣れていて、出会い系や不倫にも興味津々の女性などには、男性がリードしつつ一緒に楽しみ、さらなる成熟を促す「説得的リーダーシップ」をとりましょう。
参加的リーダーシップが向いている女性
不倫慣れしている女性、遊びと割り切っている女性、プロの女性には、男性側から指示することを控え、女性のリードに従って思いっきりを楽しみましょう。
こういう女性には「参加的リーダーシップ」が適しています。
委任的リーダーシップが向いている女性
Sの女性、破滅志向、退廃志向のある女性などには、すべてのコントロールをゆだねる「委任的リーダーシップ」が適しています。なかなかこうしたタイプの女性に出会うことはないと思いますが、念のため心得ておきましょうね。
こうした女性には、もはや「リードする」という感覚をなくしてしまったほうがいいでしょう。
「SL理論」まとめ
このようにリーダーシップ理論のひとつである「SL理論」は、男女の関係にも応用できます。
女性との関係の状況や、女性の成熟度やタイプを無視して一方的なリーダーシップスタイルをとっても、うまくいきません。
「SL理論」を賢く使って、女性をうまくリードしましょう。