見かけも悪くないし、学歴もある。仕事もちゃんとしたところで働いているのに、なぜかモテない。初対面ではマズマズなのに、気がつけば女性が離れていく。
そんなお悩みを抱えた男性はいませんか?
こうした男性の残念な特徴のひとつが「フォロー下手」というものです。
女性やまわりの人をうまくフォローできていないばかりか、「放置」もしくは「軽蔑」しているように思われ、とても損をしています。
もしかしてあなたは「フォロー下手男子」ではありませんか?
真のモテる男になるための「フォロー上達法」をご紹介します。
目次
「フォロー下手男子」の特徴
1.ハイスペックでチヤホヤされる
顔・スタイル・学歴・運動神経・センス……、すべてを備えている(と、本人も思っている)ので、まわりからはチヤホヤされます。
自分が話題をふらなくても、面白いことや楽しいことを提供されるため、人間関係に苦労することもありません。
でしゃばるわけでもなく、かといって暗いわけでもない。ホントにまったく非の打ちどころのないように思われます。
2.友達も同じタイプ
こうした「フォロー下手男子」には、なぜか同じく「フォロー下手男子」の友達が集まります。一見すると、イケメンの集まりです。
しかし、よく見てみると周りには女性はいません。
男子だけで内輪受けしている空気が漂い始めると、なんとなくイヤーな空気になります。
3.とりあえず指摘する
そして、ここからが「フォロー下手男子」の真骨頂です。
フォロー下手男子は、とにかく細かいことに目が行きます。誰かが言い間違ったり、噛んでしまったりすると、ここぞとばかりに冷静に指摘してきます。
勘違いやうろおぼえも許しません。「うるおぼえ」などと書こうものなら、「ハイハイ、そこ、うろだし」と冷たい返しが入ります。
女性とのメールのやり取りもこの調子です。
言葉は極めて淡白で、女性のメールの誤字や誤変換にもとりあえず指摘を加えます。
「フォロー下手男子」は、完璧主義傾向があり、こうした間違いを見逃すことはできないのでしょう。
4.自身が固まり、場も凍らせる
しかし「フォロー下手男子」にとっては、言い間違いや誤字などはカワイイもの。扱いやすい好物の範疇です。
しかし、これが度を過ぎてしまうと、「フォロー下手男子」は、恐ろしい反応を見せることになります。
店員のオーダーミス、名前を間違えて呼ばれる、上司の話がスベりまくる、合コンでうるさい女子のウケないギャグ、下手な歌……。
たしかにどれも気持ちのいいものではありませんが、こうした「ちょっと不快な出来事」に対し、「フォロー下手男子」は、良い対応をすることができません。
「フォロー下手男子」がこのような事態に遭遇すると、固まります。表情を消し、無言になり、その場は一気に氷点下となります。
そして、シーンと静まりかえったなかで、「ハ」とも「フ」ともつかないような、短いため息をつきます。
「フォロー下手男子」も、「ハ!なにそれ」とガキの反応をしてはいけないことは分かっているのでしょうが、そうしないために固まることしかできないのかもしれません。
フォロー上手になるための方法
では、フォロー上手になるためには、どうすればよいのでしょうか?
1.すべての理想を下げ、まわりの人に寛容になろう
「フォロー下手男子」は、自分自身の恵まれた要素に甘んじることなく、それに磨きをかけたいと願う真面目さがあります。真面目がゆえに理想も高く、しかもまわりに同じようなタイプが集まってしまうので、その理想の高さに気づきにくくなっています。
とりあえず、すべての理想を下げてみましょう。
カルボナーラを注文したのにペスカトーレが来てもいいんです。冴えない上司の話がお寒くてもいいんです。女子のすね毛がボーボーでもいいんです。オカンのメールが妙チクリンでもいいんです。
いちいちまわりの人を気にする癖をなおし、「そんな人もいるんだなぁ……」と寛容になることです。
2.笑いに転換する
それでもまわりのことに無関心ではいられませんね。
どんなに寛容になろうとも、ちょっと不快に思ってしまう出来事は起きてしまいます。
フォロー上手になるためには、そのことを指摘せずに「笑い」に転換するのです。
間違ってもあざ笑ってはいけません。楽しむのです。
そのための秘策は「自虐」と「ノリツッコミ」です。
これまで固まることで対処してきた「フォロー下手男子」にとっては、けして簡単な方法ではありません。
勘違いには勘違いを、誤字にはさらにオモシロい誤字を、お寒いギャグにはそれ以上の寒いギャグを!カルボナーラではなくペスカトーレが運ばれてきたら、「ここのカルボナーラ個性的でウマっ!……違うやないかーい!」くらいカマしてみましょう。
モテる要素は見かけやスペックだけではありません。
「この人と一緒にいれば、楽しいことがたくさんあるだろうな」そう思わせる男性のほうが、はるかにモテるはずです。「フォロー上手」になって、真のモテ男を目指しましょう!